研究学園の旅人

つくばから日光は意外と近いですね。
つくば中央ICから常磐道→北関東道→東北道→日光宇都宮道路と行けば、２時間ほどの道のりです。
（空いていれば一般道でも、それほど変わらないかもしれません。）



何時でも行けると思うと、なかなか来る機会がなかった日光東照宮に30年ぶりに行ってきました！
考えてみると、小学校の修学旅行以来のご無沙汰です。

ちなみに最近の話ではなく、2か月ほど前の話です。



参道を上がっていくと、途中で東京スカイツリーと同じ標高だという案内が出ていました。
そう言われると、スカイツリーはかなり高く感じますね。



まず、表門をくぐって30年ぶりに「三猿」とご対面します。
有名な三猿は、この「神厩舎」（しんきゅうしゃ）に彫られています。
ここには8面の彫刻があるそうですが、やはり観光客の注目はもっとも有名な「三猿」です。



記憶よりも小さい彫刻だったので、ちょっと拍子抜けしてしまいましたが、こうしてみると繊細な彫刻ですね。
猿は馬を守るとされているそうで、厩の馬を守る意味合いがあるそうです。



有名な「陽明門」（国宝）は残念ながら改修工事中でした。
小学校の卒業式の「卒業の言葉」（卒業生全員が1人ずつ代わる代わるセリフを言うもの）に出てきたことを思い出します。



その奥に唐門・拝殿・本殿があります。
普通の神社と違って、1つ1つがものすごく豪華です。
金ぴかなだけでなく、芸術性の高い彫刻があちこちにあり、国宝・重要文化財だらけです。



建物1つ1つに徳川家の威光が現れています。
世界遺産に指定されたせいか、外国人がたくさん来ていました。



この「唐門」も豪華の一言では表せないくらい凝ったつくりです。

拝殿にも上がり、「将軍着座の間」を見せてもらったりしました。
説明は面白いのですが、最後にお守りの宣伝をするのがちょっと興ざめですね。



奥宮への上がり口の門（？）の鴨居に「眠り猫」がいます。
この看板がないと確実に見落とすことでしょう。
これも国宝に指定されています。



境内には、見事に「おーいお茶」しかない自動販売機がありました。
三段にもわたって、これだけ並んでいると壮観です。
でも、1種類しかないならボタンと見本が1つずつあれば足りるような…。

帰りは、日帰り温泉の「日光市温泉保養センターやしおの湯」でゆっくり温泉に浸かって帰りました。
大人510円と結構良心的な額の割に露天風呂もあり、そこそこの広さがあって満足しました。

今まで混雑を敬遠して行ったことがありませんが、1度は紅葉シーズンの日光に行ってみたいですね。