2014年12月30日
冬の日差しを受ける夕方の新宿御苑を散策!
四谷寄りの大木戸門から入場します。
「大木戸」は、甲州街道の関所として設置された門が今の四谷四丁目交差点にあったことに由来するそうですね。
以前、改築工事をしていた新しい温室が完成していました。
入ってみたかったのですが、この時期は15時30分までの入場でもう時間が過ぎていました。
またの機会に行ってみるしかないですね…。
こちらは「玉藻池」です。
もともと新宿御苑の敷地であった内藤家の屋敷の庭園に設けられた池だそうです。
この池には玉川上水から水を引いていたそうで、四谷大木戸の傍にあった水番屋から余った水を分岐させていたのだそうです。
ここから渋谷川(穏田川)へ水を流していたので、その頃の渋谷川は水量が豊富だったとのことです。
今の渋谷川は、下水処理水が水源の川になってしまいましたが…。
代々木のドコモタワー(正確には「NTTドコモ代々木ビル」)は東京で4番目に高いビルだけあって、御苑内からよく見えます。
通常のオフィスビルと違って、アンテナなど携帯電話用の通信機器類が多数収容されているため、エンパイアステートビルを思わせるユニークな形になっていて、高層ビルの多い新宿近辺でも良く目立ちます。
池に映るドコモタワーというのも、なかなか絵になります。
散策していると、池に面した中国風の建物が目に入りました。
建物から観光客らしき人々が池を眺めています。
近づいてみると、自由に出入りできるようです。
「旧御涼亭」という名前で、昭和天皇のご成婚を記念して台湾在住の邦人から贈られたものだそうです。
ここから池を眺めて涼むのも風雅な感じですね。
ここで外を眺めてぼーっとするのも悪くないですね。
とはいえ、もう閉園間近(この時期は16時30分閉園)ですので、ゆっくりもしていられません。
せっかくなので、名残の紅葉を見て回ります。
モミジ山のカエデがまだまだきれいに紅葉しています。
やはり東京はつくばと比べると暖かいのでしょうか。
いつも閉まっている正門に向かうプラタナス並木は既に落葉していましたが、落葉したプラタナス並木もまた壮観です。
以前と比べると周囲にマンションが増えた気がします。
東京では珍しく目の前に高い建物が建つことが無く、景観も良いので高級マンションとしてはうってつけの立地なのでしょう。
あまり増えすぎると景観上も問題ですが、今くらいなら許容範囲でしょうかね。
夕空のドコモタワーと新宿の高層ビル群がきれいに見えました。
やはりドコモタワーは目立ちますね。
この方向からは見えませんが、JR新宿駅からは大きな時計が見えます。
設置当時は世界一高い時計台だったそうです。
玉藻池を裏から見たところです。
まるでどこかの渓谷にいるみたいで、新宿にいるとは思えない風景ですね。
玉藻池からの流れがかつて渋谷川につながっていたというのも、不思議な感じです。
冬の新宿御苑はそれほど人が多くないので、散策するには向いているかもしれません。
桜の時期などはかなりの混雑ですから…。
1、2時間では回り切れないので、またゆっくり歩きたいものです。
新宿門から入って、千駄ヶ谷門に抜けたりするのも良さそうです。
【新宿御苑の利用案内】
●開園時間
9:00~16:00 (16:30閉園)
温室 9:30~15:30(16:00閉館)
食堂 9:00~16:00
茶室 10:00~16:00
インフォメーションセンター (アートギャラリー)9:00~16:30
散策路 9:00~16:30
●休園日
毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日)、年末年始(12/29~1/3)
※3月25日から4月24日までと11月1日から15日までについては、月曜日も休まず開園
●入園料
大人(15歳以上)200円 小・中学生50円 幼児無料
お茶の水橋の舗装の下に埋まっていた都電の線路跡を見てきた!
2020年新春、葛西臨海水族園に行ってきた!
レインボーブリッジを歩いて渡ってみた!
高輪ゲートウェイの下をくぐる低すぎるガード「高輪橋架道橋」をくぐってみた!
お台場フジテレビの球体展望室「はちたま」から夕焼けに浮かぶ富士山を眺める!
秋葉原の中華そば「田中そば店」に行ってきた!
2020年新春、葛西臨海水族園に行ってきた!
レインボーブリッジを歩いて渡ってみた!
高輪ゲートウェイの下をくぐる低すぎるガード「高輪橋架道橋」をくぐってみた!
お台場フジテレビの球体展望室「はちたま」から夕焼けに浮かぶ富士山を眺める!
秋葉原の中華そば「田中そば店」に行ってきた!
Posted by Science_City at 08:09│Comments(0)│東京
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
コメントフォーム