研究学園の旅人

市ヶ谷で用事があった帰り、子どもに「天気も良いし、飯田橋まで１駅歩いてから帰ろうか？」と提案したら、思わぬ返事が！

「それなら秋葉原まで歩いて帰ろうよ！」
「本気？」
「うん！電車代も安くなるし。」（そのケチくさい考え方は誰に似たのか…って考えるまでもない…^^;）

外濠沿いは開放感があって歩いていても気持ちがいいし、疲れて子どもの気が変わっても途中の駅から電車に乗ればいいかと思い、子どもの提案に乗ったのでした。



こうして、ビワの木の背後に法政大学の高層校舎が見える「新見附橋」が長い散歩の起点となりました！

木々の緑がまぶしい外堀通り沿いを歩きます。
ジョギングやポタリングしている人もちらほら見られます。



濠の向こうはオレンジの中央線快速と黄色の中央線各駅停車が走っています。
時折、スーパーあずさやかいじなどの特急列車が通ります。



しばらく行くと、外濠の水面すぐのところにあるカフェがあります。
この東京水上倶楽部では、ボートに乗ることもできます。
このボート場は東京で最も古いそうです。
創業が1918年ということで、もう100年近く前からあるのですね。



この「カナルカフェ」にはなかなか行く機会がなく、今回もまだ営業時間ではないので入れません。
この季節に外濠の面した席でコーヒーを飲むのは気持ちよさそうですよね。



東京水上倶楽部を通り過ぎると、もう飯田橋駅です。
飯田橋駅の脇には、外堀の上に乗る形で駅ビル「ラムラ」が建っています。



外濠を暗渠化してしまった罪滅ぼしのつもりか、水路が再現されていて「けやき橋」という名の橋が架かっています。



それなりに緑もあって憩いの空間にはなっています。



一応外濠があったという雰囲気を残して（というより造り上げて）いますね。
東京の一駅間はあっという間なので、それなりに楽しい散歩になりそうです。

（つづく）