研究学園の旅人

(10)からの続き

姫路をあとにして、今度はJRの新快速で一気に大津まで来ました。
宇治に行った日に大津に泊まれれば楽でしたが、とにかくホテルが空いていなかったので、予約できたホテルを軸に行程を考えた以上、仕方が無いわけですが…。



初めは２泊３日で考えていたのですが、この大津プリンスホテルの空きが出たので、もう１泊延ばすことにしたのです！

ホテルの最寄りの大津駅には夜8時半くらいに着いたのですが、滋賀県の県庁所在地の玄関駅とは信じられないくらい、駅前は真っ暗。
駅前広場を渡った先にプリンスホテルへの送迎バスが来るのですが、まるで深夜バスを待っているような気分です。
30分おきのバスがちょうど行ってしまったばかりだったので、次のバスが来る30分間が非常に長く感じられました。
駅前に店があれば食事してからとも思ったのですが、駅の中のコンビニしかないので、あきらめて待ちました。



館内は、結構落ち着いた雰囲気で、さすがはプリンスホテルです。



客室も落ち着いた良い雰囲気ですね。



全ての客室の窓からは琵琶湖が一望できます。
夜は大津の街の明かりが見えますが、やはり県庁所在地の割には寂しい感じですね。

夕食をとろうとレストランに行こうと思ったら、軒並み21時がラストオーダーで、もう間に合いません。
唯一開いていた38階のスカイラウンジに行ってみたら、未成年者は入れないとのことでした。
何と、21時を過ぎると家族で食事がとれないとは！

仕方がないので、ファミレスでもないかと外に出ます。
しかし、琵琶湖岸にあるホテルは中心地から外れているので、スーパーくらいしかめぼしいお店は近くになく、諦めてコンビニで弁当を買って帰りました。
今回の旅は、とことん食事に恵まれません。

ここまでゆっくり夕飯を食べたのは、かんぽの宿の1回だけ。
昼飯をまともに食べたのは、姫路のお好み焼きの1回だけ。
観光はたっぷり時間を取っているうえに、移動距離が長いので、食事が割を食う形になっています。



朝になると、青空のもと琵琶湖が真正面に見えます。
今日は良い天気です。



眼下には、クルーズ船が発着する「大津プリンスホテル港」の桟橋が見えます。
ここからびわこクルーズ「ミシガン」や、瀬田川・琵琶湖リバークルーズの観光船に乗ることができます。



さらにホテルの足もとには、スイミングプールがあって、リゾート感を出していますね。
もう泳ぐシーズンではありませんが…。



素泊まりで滞在時間12時間ほどと、ホテルを堪能したとは言い難いものの、高級感を味わうことができました。

1番ありがたいサービスだったのが、ホテルでチェックアウトした際に荷物を預けると、JR京都駅の八条口のプリンスホテルウェルカムカウンターまで荷物を届けてくれること！
手ぶらで観光し、そのまま京都駅まで行けるのです！
これは、なかなか良いサービスだと思いました。

我が家もありがたく活用して、邪魔なスーツケースから解放されました！
またゆっくり泊まってみたいホテルでした。

(12)へ続く

【2015年秋　関西旅行シリーズ】