研究学園の旅人

今年の正月は、南紀を旅行してきました。
最初から南紀を目指していたわけではないのですが、結構たまっていたJALマイルとeJALポイントを使おうとしたところ、既にJALマイルで行けるところが限られていたので、マイルで乗れて暖かいところということで、南紀白浜に決めました！
以前も、出張で使って快適だったことも理由の1つです。

【出張で行った時の記事】




そんなわけで前回と同じ、朝7時25分発の南紀白浜行きJAL1381便に乗り込みます！
…と行きたいところですが、ゲートの先にはバスが停まっています！
ボーディングブリッジからではなく、久々にバスで飛行機まで移動します。

バスを降りると、「うわ、小っちゃ！」という声が上がります。
バスに延々と乗って空港の片隅に停まっていた南紀白浜行きの飛行機は、かなり小さい機体です。
エンブラエル170という小型のジェット機で、わずか76席です。
一昔前なら、プロペラ機のYS-11が飛んでいた路線ですから、需要はこんなものでしょうね。
路線の運航も、JAL本体ではなく子会社のJ-AIRでした。



タラップに上がる前に振り返ると、富士山が見えていました。
いよいよ離陸です。
元旦の朝7時の便だからか、意外にも満席ではなく結構空席がありました。

北風が強いので、北に向かって離陸しました。
離陸すると通常は千葉の方に右旋回していくのですが、小型機で騒音が少ないからか内陸側に左に旋回していきました。
そうすると、東京スカイツリーの向こうに筑波山がハッキリと見えました。
元旦の富士山が見られるよう、席は右側に予約していたおかげで、窓からは東京タワーや新宿の高層ビル群、武蔵小杉のタワーマンション群、横浜のベイブリッジやみなとみらいなどが眼下に見えて遊覧飛行気分でした。

うっかり失念していたのですが、昨年から機内での電子機器の取り扱いルールが緩和されていて、この素晴らしい景色をデジカメで撮っても良かったのです。
いつものとおり、離陸時はデジカメをしまいこんでいたので、ちょっと残念でした。



伊豆半島上空まで来ると、富士山が大きくくっきり見えました。
風が強かったので、山頂には少し雲がかかっていました。
眼下には、狩野川の河口と沼津の市街地が見えます。

南紀白浜行きの飛行機は、かなり陸地に沿って飛ぶので、窓からの景色が飽きません。
南アルプスや知多半島、渥美半島などを眺めながら飛びます。

南紀白浜空港に着陸する時には、1度旋回しながら着陸しました。
風が強いので、様子を見ながら着陸したのでしょうか。
南東側か着陸しようとすると山が近いので、まっすぐ滑走路に向かって下りてこられず、旋回しながら滑走路に向かう感じで、結構着陸に気を遣いそうな空港ですね。



10分ほどの遅れで、南紀白浜空港に到着。
1日3便しか定期便がない空港なので、相変わらず静かな空港でした。

（つづく）