研究学園の旅人

2012年北海道旅行シリーズ第2弾です。

【2012年北海道旅行シリーズ】




5時半に目覚ましが鳴り、目が覚めました。
4時間半くらいしか寝ていないので、さすがに眠いです。
今日もどんより曇っています。

子どもたちは、目覚ましが鳴っても関係なくグーグー寝ています。
一向に目が覚めないので、たたき起こして出発の準備です。

目が覚めても動きの鈍い子どもたちを急かして、1時間かけてようやくホテルモントレエーデルホフをチェックアウト。

滞在時間は10時間だけだったけど、良いホテルでした。
今度はゆっくり泊まれる時に来たいところです。



キャリーバッグを転がしても徒歩10分足らずで札幌駅に到着しました。
昨日到着した時にはあまりゆっくり見なかったけれど、ごぶさたしているうちに物凄く立派な駅ビルになっていました。



向かって右手にはJRタワーがそびえ立っています。

【JRタワーホテル日航札幌に泊まった時の記事】




なぜ早起きしたかというと、札幌7時21分発網走行きの特急「オホーツク」1号に乗るためです。
特急「オホーツク」は1日4往復しかないのと、網走まで5時間もかかるので、1号に乗らないと1日移動で終わってしまうのです。



車両は学生時代から変わらないキハ183系で、旭川行きの「スーパーカムイ」や函館行き「スーパー北斗」、釧路行き「スーパーおおぞら」と違って、JR北海道が「オホーツク」に力を入れていないのがよくわかります。

新千歳～女満別間の飛行機だと45分で行けますし、1日7往復も飛んでいますから、勝負にならないのでしょう。

ただ、飛行機も運賃が高いですし、札幌→網走→知床→釧路→札幌と1周する予定の我が家の場合、札幌～網走も鉄道を使うとかなり安くなります。
5時間も列車に乗り続けると子どもたちが飽きるかなと心配しつつも、安さにつられて列車の旅を選びました。



ホテルで朝食をとれなかったので、駅弁が朝ごはんです。
普段ならパンか何かで済ますところですが、旅行らしくゴージャス（？）に「石狩　鮭めし」（1000円）にします！



中身はこんな感じです。
イクラやほぐした鮭の身、錦糸卵がたっぷりとご飯の上に載っています。
昆布巻と蕗が、これまたおいしい。
子どもの頃は蕗は嫌いだったけど、今は美味しさがわかります。

相変わらず「石狩　鮭めし」は美味しいです！



途中、子どもたちがちょっと飽き始めたところで、車内販売でアイスクリームを買いました。
網走に行く途中の「生田原町」の農場のミルクを使ったアイスクリームでした。

今では車内販売が無くなってしまったので、こうした長旅の楽しみが無くなってしまいました。



車窓左手に「瞰望岩（がんぼういわ）」が見えてくると、遠軽駅に到着です。
ここで列車の向きが変わります。

ここまでに札幌から既に3時間半かかっています。
ちょっと小腹がすき始めたところですが、ここで楽しみがあります。

それは、昼食がここで積み込まれるからです！



昼食は、この「かにめし」です！
これも「石狩鮭めし」と同様に古くからあった人気駅弁ですが、今はもうありません。

以前、ブログにも書いたように2015年3月いっぱいでこの特急オホーツクの車内販売が中止になったため、この駅弁をつくっていた業者さんは廃業してしまいました。

【かにめし　おかむら廃業についての記事】




かにのほぐした身がたっぷり載っていて、シンプルでおいしい駅弁だったのに、本当に残念です。

この時には、3年後にそんなことになるとは思わず、美味しくいただきました。
子どもたちも少し飽きていたので、ちょっと早めの昼食に大喜びでした。



車窓に網走湖が見えてくると、もうすぐ終点の網走です。
札幌から5時間半弱かけて、ようやく道東までやってきました。



網走まで来たのは、大学以来です。
あの頃はまだ夜行特急「オホーツク」が残っていて、早朝に着いた記憶があります。



駅舎は10数年前と変わらず、2階建てのシンプルな駅舎です。
煙突があるのが北海道らしいといえば北海道らしいですね。

ここからはツインクルバスというJR北海道のツアーバスに乗り換えて、知床半島のウトロに向かいます。
乗り換え時間があまりなくて、ちょっと慌ただしく乗り換えました。

（3）につづく