研究学園の旅人

［(18)からのつづき］

早朝は雲に覆われていたトマムも、日が高くなる頃にはすっかり良い天気になっていました。



向こうに見える2つのタワーは同じく星野リゾートの「リゾナーレ　トマム」。
あちらは全室スイートルームだそうです。
おそらく宝くじにでも当たらないと我が家が泊まることはないでしょう。
（もっとも宝くじを買わない主義なので、当たることはないですが）

久々に見事な晴天。
これは、絶好のアウトドア日和ですね。



そんなわけで、午後からはラフティングに出かけます！
前日に申し込んでおいた「北海道アドベンチャーツアーズ」という会社の車が迎えに来ます。
（よく見ると、この写真は迎えの時ではなく送りの時ですね。）

ラフティングのサイトは、トマムのある占冠村の隣、南富良野町にあります。



ドライスーツ（？）に着替えて、空知川の上流、シーソラプチ川を下ります！
見てください、この急流を！

水はとても澄んでいて、水量も多く、鳥たちの鳴き声もよく聞こえます。
私たちのボートの前には先導するかのようにアオサギが、止まっては前方へ飛んで逃げ、止まっては前方へ飛んで逃げを繰り返していたのが、面白かったですね。

このツアーでは、単に急流を下るだけでなく、流れの緩いところでは川に飛び込んで泳がせてくれたり、浅い瀬を一気に下ったりして、スリルの連続に子どもたちは大喜び！



どのボートも、皆さん大興奮で一致団結して盛り上がりながら川を下りました。
さらに、子どもたちは岩場から川に飛び込んだり、潜ったりと普段やったことのない大冒険をしました。

値段は大人5500円、子ども4500円と安くはありませんが、値段以上の価値はありました。
ちなみに、この写真はツアー会社の方が撮ってくれたものです。（無料で撮ってくれて写真データもいただけます。太っ腹！）
ラフティングに自分のカメラを持っていくわけにはいかないので、ありがたいサービスです。

ルー大柴を若くしたようなガイドさんの話も面白く、川から上がった後の温かい飲み物（これもツアー代金に含まれています）は格別に美味しく感じました。



「北海道アドベンチャーツアーズ」のサイトを見たら、皆さんもラフティングをしたくなるのではないでしょうか？
場所は上の地図のとおり、まさに山の中です！



さて、興奮が冷めやらないまま、再び星野リゾートに帰ってきました。

夕張メロンを食べたり、子どもの遊び場で遊んだりして、帰りの特急までの時間を過ごしました。
今回は1泊だけだったので、大きな屋内プールと露天風呂があるミナミナビーチに行く時間もありませんでしたが、また来たいと思いました。
次に来る機会があれば、ぜひ連泊したいところです。



ホテルのバスで、トマム駅まで送ってもらいます。
もう夕方なので、乗るのは我が家1組だけ。



昨日、トマムまで乗ってきた「スーパーおおぞら12号」にまた乗ります。
1日前に降り立った残像が見えたような気になりました。



1日じゅう、めいっぱい遊んでしまったので、夕飯の時間帯が列車の中になりました。
…ということで、車内販売の駅弁を買いました。
「たらばしゅうまい御辨當」という釧路の駅弁（880円也）です。



ぎゅっとタラバガニの身が入った焼売が4つと煮物が入ったお弁当です。
個人的には釧路の駅弁は「かに飯」がシンプルで好きなのですが、こちらは見た目がきれいでいいですね。
値段も880円と良心的です。

子どもたちは、列車に乗って一気に疲れが出たのか、夕飯を食べないうちに寝てしまいました。



札幌に着き、北海道最後の夜を過ごすホテルに向かいます。
今日の宿は、「ジャスマックプラザホテル」です。
大きなスーパー銭湯にホテルがくっついたような面白いホテルでした。

温泉は、日帰り風呂も兼ねているようですが、すごく広くてびっくり。
やや遅い時間帯に入ったせいもあるかもしれませんが、それほど混んでいなかったので、ゆっくりと浸かることができました。

今回の旅行ではホテルに全くハズレが無かったなーと、振り返りながら最後の「サッポロクラシック」を飲んで北海道最後の夜を過ごすのでした…。

［2012年北海道旅行最終回　(20)につづく］

【2012年北海道旅行】