研究学園の旅人

JR北海道ツインクルバスで、網走駅から知床半島のウトロに向かいます。
途中、知床斜里駅までは釧網本線が並行していますが、バスは斜里駅からではなく網走駅から接続しています。

【2012年北海道旅行シリーズ】




最初の立ち寄り先は、北浜駅です。
無人駅ですが、喫茶・軽食の「停車場」という店があることで有名ですね。

本当はゆっくりコーヒーでも飲みたいのですが、いかんせん滞在時間が10分ほどしかありませんので、断念します。



駅のホーム脇には、展望台が設置されています。
冬に流氷を見るのがメインのメインの目的のようです。



知床連山の案内板もありますが、この日の天気では山並みを望むことができません。
1度でいいから流氷を見に来てみたいものだと思いながら、階段を下りました。



駅舎の壁や天井には、旅行者が記念に残した切符や名刺などがギッシリと貼り付けられています。
踏み台になるものも無さそうなのに、どうやって天井に貼ったのかわかりませんが、すごいですね。



次の目的地は、小清水原生花園です。
JR釧網本線にも「原生花園駅」があります。
ログハウスのかわいらしい駅舎があります。



5月から10月までの限定営業となる臨時駅ですが、しっかりと駅のナンバリングもされています。



「原生花園」というと植物園のような印象を受けますが、自然の花畑という感じです。

花の名前の看板が立っているわけでもないので、素人には「きれいだな」としか感じられないのが、ちょっと残念です。
もっと名前を知っていると楽しめるのでしょうけれど…。



花の名前はわからなくても、いろいろな色の花が咲き誇っていて、きれいなのは間違いないです。



そうこうしていると、釧網本線の1両編成のディーゼルカーが到着しました。
列車の背後の遠くに見える水面は、「濤沸湖」です。
湿地の保護などを目的としたラムサール条約に登録された条約湿地となっています。



ツインクルバスがここで乗り換えられるのであれば、釧網本線の列車にも久しぶりに乗れたのですが、接続扱いにはなっていなかったので、乗れなかったのが残念です。

釧網本線はオホーツク海を車窓に望む旅情たっぷり路線で、何度でも乗りたい路線の1つですね。



30分ほど滞在した原生花園に別れを告げ、またバスに乗り込み知床半島に向かいました。

（その4に続く）